二本松市議会 > 2015-09-01 >
09月01日-01号

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  1. 二本松市議会 2015-09-01
    09月01日-01号


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    平成27年  9月 定例会(第8回)          平成27年9月1日(火曜日)---------------------------------------出席議員(25人)    1番 本多勝実   2番 佐藤運喜   3番 石井 馨    4番 加藤建也   5番 本多俊昭   6番 熊田義春    7番 小野利美   8番 安齋政保   9番 深谷勇吉   10番 菅野寿雄  11番 堀籠新一  12番 佐藤 有   13番 菅野 明  14番 小林 均  15番 浅川吉寿   16番 平 敏子  17番 (欠番)  18番 平塚與志一   19番 斎藤広二  20番 佐藤源市  21番 斎藤賢一   22番 斎藤周一  23番 高橋正弘  24番 五十嵐勝蔵   25番 平栗征雄  26番 野地久夫欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   斎藤仙治     議事係長     安田憲一   書記       高橋祐子     書記       久保 賢   書記       野地 通     書記       武藤久幸   書記       根本雅彦     書記       菅野文幸   書記       村松 和---------------------------------------地方自治法第121条による出席者   市長          新野 洋   副市長         後藤宏迪   教育委員長       宮前 貢   教育長         小泉裕明   監査委員        二階堂公治   総務部長        神野 実   企画財政課長      中村哲生   契約管財課長      斎藤一夫   人事行政課長      本多 弥   秘書広報課長      早川 東   税務課長        松川哲夫   市民部長        三浦一弘   生活環境課長      佐藤吉浩   除染推進課長      佐藤俊明   市民課長        尾形隆男   健康増進課長      阿部洋子   国保年金課長      菊地清寿   福祉部長        佐藤正弘   福祉課長        高野淳一   子育て支援課長     引地知子   高齢福祉課長      騎西東五   産業部長        半澤宣幸   農政課長        佐藤幸夫   農林課長        遠藤吉嗣   商工課長        篠塚 浩   観光課長        塩田英勝   建設部長        星 盛秋   土木課長        丹治耕一   都市計画課長      磯川新吾   建築住宅課長      渡辺文保   水道課長        斎藤裕二   下水道課長       安斎健一   会計管理者       清野良一   選挙管理委員会事務局長 安斎盛次   監査委員事務局長    遠藤清一   農業委員会事務局長   斎藤隆博   教育部長        大内教男   教育総務課長      市川博夫   学校教育課長      すくも田惣男 生涯学習課長      安部信一   文化課長        内藤徳夫   安達支所長       笠井常由   安達支所地域振興課長  朝倉弥寿男   岩代支所地域振興課長  佐々木幹夫   東和支所長       武藤清志   東和支所地域振興課長  斎藤一彦---------------------------------------議事日程第1号 平成27年9月1日(火) 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案等一括上程市長提案理由説明監査委員報告請願付託報告)  会議事件  〔市長提出報告〕   第18号 平成26年度二本松市一般会計継続費精算報告書   第19号 平成26年度二本松市の健全化判断比率及び資金不足比率について   第20号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定)  〔市長提出議案〕   第75号 平成26年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について   第76号 平成26年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   第77号 平成26年度二本松市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   第78号 平成26年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について   第79号 平成26年度二本松市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について   第80号 平成26年度二本松市公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について   第81号 平成26年度二本松市佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第82号 平成26年度二本松市岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第83号 平成26年度二本松市東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第84号 平成26年度二本松市安達下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第85号 平成26年度二本松市岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第86号 平成26年度二本松市茂原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について   第87号 平成26年度二本松市田沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について   第88号 平成26年度二本松市石平財産特別会計歳入歳出決算の認定について   第89号 平成26年度二本松市針道財産特別会計歳入歳出決算の認定について   第90号 平成26年度二本松市工業団地造成事業会計決算の認定について   第91号 平成26年度二本松市宅地造成事業会計決算の認定について   第92号 平成26年度二本松市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について   第93号 平成26年度二本松市下水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について   第94号 二本松市指定金融機関の変更について   第95号 二本松市城山市民プール施設条例制定について   第96号 二本松市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について   第97号 二本松市手数料条例の一部を改正する条例制定について   第98号 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について   第99号 二本松市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定について   第100号 二本松市地域包括支援センター条例及び二本松市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例の一部を改正する条例制定について   第101号 二本松市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例制定について   第102号 二本松市介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に関する入所定員に係る基準、指定地域密着型サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例制定について   第103号 二本松市営住宅設置条例の一部を改正する条例制定について   第104号 二本松市阿武隈川出水災害危険区域に関する条例の一部を改正する条例制定について   第105号 平成27年度二本松市一般会計補正予算   第106号 平成27年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算   第107号 平成27年度二本松市後期高齢者医療特別会計補正予算   第108号 平成27年度二本松市介護保険特別会計補正予算   第109号 平成27年度二本松市土地取得特別会計補正予算   第110号 平成27年度二本松市公設地方卸売市場特別会計補正予算  〔請願〕   第4号 「所得税法第56条の廃止」を求める請願   第5号 TPP交渉に関する請願   第6号 安全保障関連法案の廃案を求める請願  〔陳情〕   第1号 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情 散会---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------会議の経過 〔開会前机上配付資料 諸般の報告、提案理由説明書請願文書表陳情文書報告書〕 ○議長(野地久夫) おはようございます。 ただいまから平成27年第8回二本松市議会9月定例会を開会いたします。                          (宣告 午前10時00分) ○議長(野地久夫) なお、本日、報道機関等からの議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。 ○議長(野地久夫) 会議に先立ちまして、諸般の報告を行います。 定例会でございますので、議会閉会中における議長の職務執行についての諸般の報告をお手元に配付しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 なお、報告事項についての関係資料は、事務局に保管してあります。 以上で諸般の報告を終わります。 ○議長(野地久夫) これより会議に入ります。 ○議長(野地久夫) 議員の出席状況を報告いたします。 現在出席議員25人、全員であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。 ○議長(野地久夫) 地方自治法第121条の規定に基づき、出席を求めた説明員を報告いたします。          (前記のとおり) ○議長(野地久夫) なお、出席を求めた説明員のうち、上下水道部長鈴木克裕君が負傷療養のため、本日から8日までの間欠席する旨の届け出があり、かわりまして水道課長斎藤裕二君が議場内に出席しております。また、岩代支所長安齋秀一君が所用のため、本日欠席する旨の届け出があり、かわりまして地域振興課長佐々木幹夫君が議場内に出席しておりますので、ご報告申し上げます。 ○議長(野地久夫) 会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において16番平敏子さん、18番平塚與志一君、19番、斎藤広二君、以上の3名を指名いたします。 ○議長(野地久夫) 本定例会の会議事件を報告いたします。 市長提出の報告第18号から報告第20号までの3件、議案第75号から議案第110号までの36件並びに今期定例会までに受理した請願3件、陳情1件であります。 なお、会期中に市長提出追加議案として、財産区管理委員選任の同意についての人事案件2件が提出される予定であります。 また、会期中に議長提出議題として、決算審査特別委員会の設置及び人権擁護委員候補者の推薦についての2件を提出する予定であります。 ○議長(野地久夫) 次に、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員会今期定例会の会期、日程等に関する閉会中の審査を付託しておりましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長、23番高橋正弘君。 ◆議会運営委員長高橋正弘) 議長、議会運営委員長、23番高橋正弘。 ○議長(野地久夫) 23番高橋正弘君。          (議会運営委員長 高橋正弘 登壇) ◆議会運営委員長高橋正弘) 本委員会に付託されておりました今期定例会の会期、日程について、去る8月28日午前10時から委員会を開催し審査をいたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。 初めに、今期定例会会議事件でありますが、市長提出の報告3件、市長提出の議案36件であり、議案の内容は決算の認定19件、指定金融機関の変更1件、条例の制定10件、補正予算6件であります。 なお、会期中に市長提出追加議案として、財産区管理委員選任の同意2件、議長提出議題として、決算審査特別委員会の設置及び人権擁護委員候補者の推薦の2件が提出される予定であります。 次に、請願等でありますが、今期定例会までに請願3件、陳情1件を受理しております。 なお、陳情1件につきましては、会議規則第145条の規定による請願の例による取り扱いは行わないことに決定いたしました。 次に、今期定例会における決算審査につきましては、先例に従い、決算審査特別委員会を設置するとともに、4つの分科会を設けて審査することといたしました。 次に、会期等についてご報告申し上げます。 会期は、本日から25日までの25日間と決定いたしました。 日程につきましては、本日1日は、議案等を一括上程、市長の提案理由説明監査委員報告請願付託報告。明日2日は、議案調査等のため休会。3日午前10時本会議を再開し、議案に対する質疑、質疑の後、決算審査特別委員会の設置、議案の委員会付託を行い一般質問に入ります。4日、一般質問。5日から6日、休日のため休会。7日、一般質問。8日、一般質問、終了後常任委員会。9日から10日、常任委員会。11日、決算審査特別委員会。12日から13日、休日のため休会。14日から18日、決算審査特別委員会。19日から23日、休日等のため休会。24日、決算審査特別委員会。25日午前、決算審査特別委員会及び常任委員会。午後2時本会議を再開し、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決という日程であり、その後、市長提出追加議案として、二本松市石平財産管理委員選任の同意及び二本松市針道財産管理委員選任の同意の2件の人事案件が、さらにその後、議長提出議題として、人権擁護委員候補者の推薦についての1件が提出される予定であります。 今期定例会一般質問通告者は、18人であります。なお、質疑通告は、明日2日正午までといたしましたので、ご協力をお願いいたします。 以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(野地久夫) 以上で議会運営委員長の報告は終わりました。 ○議長(野地久夫) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日1日から25日までの25日間とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(野地久夫) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日1日から25日までの25日間とすることに決しました。 なお、陳情第1号の1件の取り扱いについては、議会運営委員会に諮問の結果、会議規則第145条の規定に基づく請願の例による取り扱いは行わないことといたしましたので、ご了承賜りたいと存じます。 会議日程については、議会運営委員長報告のとおりであります。 ただいま日程表を配付いたさせます。          (日程表配付) ○議長(野地久夫) 今期定例会における一般質問の通告者は18人であります。 なお、質疑通告につきましては、明日2日正午までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。 ○議長(野地久夫) 議事日程に従い、市長提出議案第75号から議案第110号までの36件並びに請願第4号から請願第6号までの3件を一括議題といたします。 ○議長(野地久夫) これより市長の提案理由の説明を求めます。
    ◎市長(新野洋) 議長、市長。 ○議長(野地久夫) 市長。          (市長 新野 洋 登壇) ◎市長(新野洋) 皆さん、おはようございます。 市議会9月定例会を招集いたしましたところ、ご多用の中ご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。 定例会でございますので、提出事件の説明を申し上げます前に、現在までの主な事務事業執行状況等についてご報告を申し上げます。 国際交流事業の「市民の翼」中学生海外派遣事業につきましては、去る7月31日から8月7日までの8日間の日程で、私が団長を務め、中学生10名と共にアメリカ合衆国ハノーバー町等を訪問いたしました。現地ではホームステイを行い、アメリカの市民生活や文化などを肌で感じ、友好、交流と国際親善を深め、また、朝河貫一博士ゆかりダートマス大学イェール大学などを視察して、朝河博士の偉業について認識を深めてまいりました。また、本年度は、合併10周年を記念して、市議会、商工業者、女性並びに青年代表による公式訪問団についても同時に訪問いたしましたが、それぞれの立場において積極的に交流していただき、ハノーバー町とは、これまで以上によりよい友好関係を築くことができたと思っております。 次に、原子力発電所事故に関連する放射能対策事業進捗状況等についてご報告申し上げます。 まず、健康管理対策についてでありますが、ホールボディカウンターによる内部被曝線量調査につきましては、3巡目の案内を実施しており、4月から7月末までに661人が受診をしました。このうち5人に検出下限値以上の測定値が見られましたが、幸いにして問題のある事案はありませんでした。また、本年度の外部被曝線量調査につきましては、5月16日から7月15日までの2カ月間の調査を終了し、現在、回収・分析作業中であります。 続いて、住宅除染につきましては、二本松市除染実施計画に基づき順次進めておりますが、8月末現在で1万6,095世帯の除染が施工完了し、約84%の実施率となっております。今後も引き続き、市民のご協力のもと、仮置き場の確保にも十分に意を用い進めてまいりますので、ご理解とご支援をお願いを申し上げます。 次に、農作物の状況について申し上げます。6月から7月にかけて日照・雨量とも必要量を確保できたことや台風等による大規模な被害もなかったことから、農作物は全般に、ほぼ良好な生育状況となっており、8月の高温に対する今後の適切な栽培管理により、平年並みか良好の作柄になるものと思われます。 また、米の生産数量目標につきましては、現在のところ現地確認等を行い集計中でありますが、生産者が計画した主食用米の生産量は、県から示された米の生産数量目標の数値内に収まっておりますので、市全体として達成する見込みであります。 このほか、現在までに発注いたしました主な土木建設事業等進捗状況は別紙(1)のとおりであり、8月までの主な業務行事等実施状況は別紙(2)のとおりであります。 それでは、今期定例会に提案申し上げました議案及び報告事件について、その概要を申し上げます。 初めに、報告事件について申し上げます。 報告第18号一般会計継続費精算報告書については、平成26年度一般会計において、継続費に係る継続年度が報告書のとおり終了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 報告第19号健全化判断比率及び資金不足比率については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により監査委員の審査に付した健全化判断比率及び資金不足比率を報告するものであります。報告書記載のとおり、平成26年度の実質公債費比率は12.8%、将来負担比率は85.6%となり、いずれも財政の早期健全化のための計画を定めなければならないとされる基準を下回っております。 報告第20号専決処分の報告は、議会の指定に基づく損害賠償額の決定の報告であります。専決処分書記載のとおり、市道のアスファルト損壊部分を走行した自動車のタイヤが破損したものでありますが、相手方と損害賠償について合意し、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行い示談をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。ご理解を賜りたいと存じます。 次に、議案の説明を申し上げます。 今期定例会に提案いたしました事件は、36件であります。 まず、議案第75号から議案第93号までの19件については、平成26年度一般会計特別会計及び企業会計に係る決算をそれぞれ議会の認定に付すものであります。 議案第75号一般会計歳入歳出決算では、市税等が予算額を上回って確保されたこと、さらに経費の節減や市政改革に努めた結果、その収支は、歳入総額459億581万9,000円、歳出総額436億1,618万2,000円、収支差し引き22億8,963万7,000円の黒字決算となり、翌年度に繰り越すべき財源等を差し引いた実質収支額は13億6,637万9,000円の黒字となったものであります。主要な施策の詳細については、別冊の成果説明書をごらんいただきたいと存じます。また、歳入の市税等における収入未済、不納欠損の要因等につきましては、別紙(3)のとおりであります。 議案第76号国民健康保険特別会計歳入歳出決算では、事業勘定における国保税率については医療分、後期高齢者支援分、介護分とも応能応益の賦課割合を標準負担割合とし、県単位財政運営の広域化を視野に資産割を廃止して、算定方式を所得割、被保険者均等割及び世帯別平等割の3方式で行いました。収支では、一般被保険者1人当たりの医療給付費が対前年比1.7%増となりましたが、財政調整交付金が予算を上回って交付されたことなどから、歳入総額65億4,467万円、歳出総額62億9,631万3,000円、収支差し引き2億4,835万7,000円の黒字決算となりました。また、直営診療施設勘定につきましては、地域医療の拠点施設として医療業務に当たり191万4,000円の黒字決算となりました。 議案第77号後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、保険料の徴収と広域連合への納入が主な内容でありますが、収支で、歳入総額5億4,822万8,000円、歳出総額5億4,683万9,000円、収支差し引き138万9,000円の黒字決算となりました。 議案第78号介護保険特別会計歳入歳出決算では、保険事業勘定及び介護サービス事業勘定とも、第五期介護保険事業計画をもとに保険給付の適正化及び介護保険財政の安定化に努めた結果、保険事業勘定の収支では、歳入総額50億4,860万3,000円、歳出総額49億6,731万4,000円、収支差し引き8,128万9,000円の黒字決算となり、また、介護サービス事業勘定の収支でも765万円の黒字決算となりました。 議案第79号土地取得特別会計歳入歳出決算では、基金運用利子及び安達地方土地開発公社の解散に伴う出資金返還金土地開発基金に繰り出し、基金の適正管理に努めました。なお、平成26年度の土地開発基金運用状況は、成果説明書にあわせて提出しております定額運用基金運用状況をごらんいただきたいと存じます。 議案第80号公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算においては、当年度の取引額が、青果部では4億9,179万4,000円で、前年度対比16.5%の減、水産物部では2億6,408万1,000円で、前年度対比10.6%の増、全体では前年度対比で8.7%の減となりましたが、会計の収支では、95万3,000円の黒字決算となりました。 議案第81号佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算では、分譲地の販売促進に努めた結果、2区画分の売却収入があり、一般会計への繰り出しを行ったほか、さらなる販売促進及び維持管理に努めました。 議案第82号岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第83号東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算については、水道水の安全と安定供給を図るため、水源及び施設の管理を適切に行いました。有収水量は前年度対比で、岩代簡水が2.3%の増、東和簡水が11.2%の増となりました。また、岩代地域において施設整備工事等を実施するとともに、東和地域においては拡張事業を行いました。 議案第84号安達下水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第85号岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算については、流域関連公共下水道(安達処理区)では、供用面積が163.5ヘクタールとなり、全体計画面積に対する整備率は54.6%、下水道水洗化率は69.2%となりました。特定環境保全公共下水道(岩代処理区)では、供用面積が75.5ヘクタールで、全体計画面積に対する整備率は98.1%、下水道水洗化率は54.2%となりました。 議案第86号茂原財産区特別会計歳入歳出決算、議案第87号田沢財産区特別会計歳入歳出決算、議案第88号石平財産特別会計歳入歳出決算及び議案第89号針道財産特別会計歳入歳出決算の4件については、それぞれ財産区管理会の運営及び財産の適正な維持、管理に努めました。 議案第90号工業団地造成事業会計決算及び議案第91号宅地造成事業会計決算の2件については、将来に向けた工業団地並びに宅地供給の検討を進めて参りましたが、事業計画には至りませんでした。 議案第92号水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算については、平成26年度から安達簡易水道事業が上水道に統合されたこともあり、年度末の給水件数が前年度と比較して446件の増となり、年間有収水量でも前年度対比0.7%の増となりました。事業の収支については、事業収益10億5,478万5,000円、事業費9億2,848万6,000円、収支差し引き1億2,629万9,000円の黒字となり、結果として、消費税・地方消費税抜きでも9,728万円の黒字決算となったところであります。前年度繰越利益剰余金2,247万6,000円のほか、平成26年度から適用となりました地方公営企業会計基準の見直しにより、その他未処分利益剰余金変動額が7億8,413万9,000円生じましたので、当年度未処分利益剰余金が9億389万5,000円となり、そのうち4,975万1,000円を減債積立金に積み立て、8億5,414万4,000円は資本金に組み入れるものであります。また、資本的支出としては、上水道拡張事業及び施設改良工事等を実施いたしました。 議案第93号下水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算については、流域関連公共下水道(二本松処理区)では、供用面積が435.2ヘクタールとなり、全体計画面積に対する整備率は61.1%、下水道水洗化率は63.1%となりました。また、特定環境保全公共下水道(岳処理区)では、供用面積が34.0ヘクタールで、全体計画面積に対する整備率は97.1%、下水道水洗化率は35.9%となりました。なお、事業収支については、一般会計からの補助により当年度純損失は発生しておりませんが、水道事業会計と同様にその他未処分利益剰余金変動額が10億8,934万8,000円生じており、当年度未処分利益剰余金も同額となりましたので、全額を資本金に組み入れるものであります。 以上が各会計決算の概要であります。詳細はそれぞれの決算書をごらんいただきたいと存じます。 引き続き決算以外の議案について説明申し上げます。 議案第94号二本松市指定金融機関の変更については、地方自治法第235条第2項の規定による市の指定金融機関を、みちのく安達農業協同組合から二本松信用金庫に変更することについて、議会の議決を求めるものであります。 議案第95号城山市民プール施設条例制定については、現在建築中の屋内市民プールの設置及び管理運営に関し、必要な事項を定めるものであります。 議案第96号個人情報保護条例の一部改正及び議案第97号手数料条例の一部改正については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第98号福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定については、福島復興再生特別措置法の一部改正に伴い、関係する条例の引用条項を整理するものであります。 議案第99号職員の再任用に関する条例の一部改正については、関係法律の一部改正に伴い、引用条項を整理するものであります。 議案第100号地域包括支援センター条例及び介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例の一部改正ついては、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行による介護保険法の一部改正に伴い、引用条項を整理するものであります。 議案第101号介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部改正については、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行による介護保険法の一部改正及び介護保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行による指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第102号介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に関する入所定員に係る基準、指定地域密着型サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部改正については、介護保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行による指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第103号市営住宅設置条例の一部改正については、市営住宅の設置及び老朽化に伴う市営住宅の一部を用途廃止するため、所要の改正を行うものであります。 議案第104号阿武隈川出水災害危険区域に関する条例の一部改正については、水防法の一部改正に伴い、水防法第14条で規定する浸水想定区域は洪水浸水想定区域とされたため、所用の改正を行うものであります。 次に、補正予算の説明を申し上げます。 議案第105号平成27年度一般会計補正予算についてでありますが、今回の予算補正につきましては、普通交付税の本算定結果による歳入の補正、前年度繰越金確定による健全財政運営を図るための措置、国・県補助事業費割当額決定等による必要な措置、犯罪抑止力及び防犯の強化を図るための街路灯・防犯カメラの設置に係る措置、7月15日の豪雨災害の復旧に係る措置などを主として計上いたしました。 歳出の主なものを款別に申し上げますと、総務費で、決算剰余金を受けての財政調整基金積立金の増3億4,000万円、同じく減債基金積立金の増3億4,400万円、防犯カメラ設置に係る補助金の増389万円、情報セキュリティ強化を図るためのシステム導入費の増793万2,000円。 民生費で、認可保育所施設整備に係る補助金の増3,742万2,000円、生活保護扶助費に係る過年度国庫支出金返還金の増1,078万円。 農林水産業費で、農業系汚染廃棄物の一時保管処理等原発事故対策経費の増5,365万6,000円。 商工費で、店舗等施設整備費補助金の増1,500万円、アフターDCに向けたふくしまDC推進事業補助金の増700万円。 土木費で、道路等修繕料の増3,000万円、LED街路灯新設に係る工事費の増2,000万円、社会資本整備総合交付金の確定に伴う安達駅周辺整備事業費の減2億8,351万4,000円。 災害復旧費で、7月15日の豪雨災害に係る公共土木施設現年災害復旧事業費の増4,600万円などであります。 また、土地開発基金で取得していた土地を一般会計で買い戻す経費として、土木費及び諸支出金に、合わせて1億7,591万8,000円を計上いたしました。 歳入につきましては、特定財源以外の主なものは、普通交付税の増2億8,943万9,000円、財政調整基金繰入金の減4億円、前年度繰越金の増11億6,637万9,000円、臨時財政対策債の増6,861万8,000円などであり、歳出に関連する特定財源につきましては、精査の上計上いたしました。 以上の結果、現計予算の総額に歳入歳出それぞれ9億9,141万4,000円を追加し、予算総額を637億7,795万3,000円とするものであります。また、予算第2条債務負担行為の補正は、学童保育所指定管理業務委託料ほか2件の債務負担行為の追加であり、予算第3条地方債の補正は、合併特例債ほか3件の起債限度額の変更であります。 議案第106号平成27年度国民健康保険特別会計補正予算、議案第107号平成27年度後期高齢者医療特別会計補正予算及び議案第110号平成27年度公設地方卸売市場特別会計補正予算の3件は、いずれも前年度繰越金の確定による補正措置であります。 議案第108号平成27年度介護保険特別会計補正予算は、保険事業勘定においては、平成26年度の介護給付費が確定したことに伴い、支払い基金から過年度分の交付金の不足額を収入するとともに、国・県負担金の返還金を決算剰余金により精算するなどの措置であり、介護サービス事業勘定については、前年度繰越金の確定による補正措置であります。 議案第109号平成27年度土地取得特別会計補正予算は、一般会計への土地売払収入を土地開発基金に積み立てるための補正措置であります。 以上が提案申し上げました議案の概要であります。 なお、会期中に石平財産区及び針道財産区管理委員の選任に係る人事案件を追加提案申し上げる予定でありますので、あらかじめお含みおきを賜りたいと存じます。 よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(野地久夫) 以上で市長の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(野地久夫) 続いて、平成26年度各会計の決算審査に関する監査委員の報告を求めます。 監査委員二階堂公治君。 ◎監査委員二階堂公治) 議長、監査委員。 ○議長(野地久夫) 監査委員二階堂公治君。          (監査委員 二階堂公治 登壇) ◎監査委員二階堂公治) 平成26年度二本松市一般会計各、特別会計、各企業会計決算について、審査結果をご報告申し上げます。 一般会計、各特別会計の決算につきましては、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定に基づき、また、各企業会計の決算は、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、それぞれ市長より監査委員の審査に付されましたので、議会選出の斎藤賢一監査委員と私、二階堂が関係部課長並びに係長の出席を求めて説明を受け、それぞれ内容を審査いたしました。 その結果、一般会計、各特別会計の歳入歳出並びに各基金の運用状況は、いずれも予算の目的に適合した内容でありました。 次に、各企業会計でございますが、地方公営企業法第3条に規定されております経営の基本原則に沿っており、いずれも適正に執行されていることを認めました。 以上のことから、監査委員両名合議の上、その旨の意見書を市長に提出いたしました。 なお、意見書の写しは、お手元にお届けしておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上、平成26年度の決算審査報告といたします。 ○議長(野地久夫) 以上で監査委員の報告は終わりました。 ○議長(野地久夫) 次に、請願の付託報告を行います。 今期定例会において、本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり3件であります。 会議規則第141条の規定により、所管常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。 以上で請願の付託報告は終わりました。 ○議長(野地久夫) 以上で本日の日程は終了いたしました。 明日2日は、議案調査等のため休会であります。 よって、本会議再開は、来る3日午前10時からであります。 本日はこれをもって散会いたします。                          (宣告 午前10時42分)...